秋葉原駅ロッカー

人類のアンチ

「じんるいのみなさまへ」クリアしました

ハチャメチャに評価が悪いのを聞いていたので逆張りのオタクとして購入しました。

それとこの記事で存在を知りました。普通に良い記事なのでこれだけでいいです。
https://entertainmentstation.jp/487157

ネタバレはします。

じんるいのみなさまへの評価を軽く調べるとクソゲーとか色んな評価が出ると思います。
上の記事にもあるんですが多分それは最後までクリアせずに書かれた感想です。

有料DLCでキャラクター解放されて新たなストーリーが見れるんですが、これをクリアしたとき本当のクリアです。DLC買わずに語る人も最後に至っていない半端者なので無視していいです。


このゲーム、百合が強調されていて実際それはとても良いものです。それぞれ相手が固定でストーリーによる変化は有りませんが。

百合なんですけども、多分彼女達は同姓愛者ではないと思うんです。
極限状態の中で自然とお互いを尊重しあうことで生まれた感情がここで言う「好き」なんですよ。

互いの足りないところを補って互いをリスペクトしあう関係から生まれる尊敬がそれぞれにあるんですよ(幽々子ちゃんの永里那様呼びのきっかけとか)



それとこの世界では秋葉原に6人の女の子がいるだけで他の人はまるで出てきません。

けれどこの世界の色んな人の話を聞ける場面があります。

彼女たちがコールドスリープする2013年、本編より500年前の人類が日記を書いて秋葉原駅のロッカーに残していく。それを彼女たちが見つけるという場面とおまけがあります。

地球から宇宙に旅立つ心境やウイルスによって死んだ人への気持ち、コールドスリープした人たちへのメッセージといったものが残されて読むことができるんですけども
この日記を読むとき、500年前の人間からの手紙を読んでいるような気持ちにさせられてしまうし。

コールドスリープされる人たちへの応援、ほんとにただの日記でしかないものも同じ時代を生きたことを教えてくれるような気持ちにさせてくれます。


じんるいのみなさまへには言いたいことは山ほどあるんですけども、これも駅のロッカーの手紙のように誰かに読まれることもまるでないと思うのでこれくらいにします。書きたくなったら追加するし別記事とかやったりするけど。


「じんるいのみなさまへ」名作なのでレビューやこんな駄文を読まずにあの世界を見届けてください。Amazonで買えばOP付きで買えます。
ぼくはAmazonで買わなかったので2本目買いました。