秋葉原駅ロッカー

人類のアンチ

アイカツアンチになりました

とりとめない一貫した文章ではないので悪しからず



以前snsでフレンズ信者のオタクにフレンズってなんだよって聞いたんですけども

その質問に「結婚でしょ?」って言ってきたオタクが正解だったのを改めて公式から表現されたので完璧なアンチに生まれ変わったんですけど

百合は好きだったしゆめロラもめちゃくちゃ好きだったはずなのに何が嫌だったのかって考えて、やっぱ作り手が受け手に向けて媚びたからなんじゃないかなって言う気持ちに行き着きました。

(作詞作曲がテキトーな仕事してたとかドレスがダサいとかそういうのは明確なので脇に置いておきます)

1期のゆめとローラの関係性で大事だったのは2人の仲とかじゃなくて、この2人もいずれ勝者と敗者に別れるっていうところだと考えていてそれが良いと思ってました。


親友としての思いとライバルとしての思い、プラスとマイナス混ざりあった色んなものが互いにあって、それは好きとか恋とかっていう言葉より強いものだったと思うんです。


でもそれを直の感触で感じれない我々オタクは好きとか恋愛感情とかそういうものにシンプルに変換して発信して、表面のソコだけが人気で推されてるように見せてしまったんじゃないかなって。


商売だから客が表面だけ見ててそれでお金を落とすって分かればそれだけやって楽するのは当たり前の事なんだけども。

(別に悪とは言わないけど、そういう動きがフレンズのような悪魔を作ってしまった一因であるから心に留めて置きたい)

フレンズに何度も出てきたあの鐘、チャペルの鐘としての役割を持っていて最終回でも描かれた結婚の象徴であるあれは、フレンズっていう2人組のトップアイドルを目指す女の子2人の感情をオタクたちの代わりに好きとか恋愛感情に変換を行う機械になんですよね。


1話で鐘が鳴った時オタクたちが結婚!結婚!って喚いてたのを今でも覚えてるんですけど

あの2人のその瞬間の思いとこれからの思いがすべて鐘の音に掻き消されて変換された最悪の場面だったんだなって今なら思えますね。
(リアタイ出来なくてツイート眺めてたら結婚とかいうツイートが臭くて当時から良い印象はなかったけど)

キャラクターの関係性とか気持ちを描いた上での組み合わせって、上であげたゆめロラとかいちセイとか、アイカツがやってきたことなんですけども、それをフレンズは鐘の音で省略したんですよね
省略された時の不都合はそこに行き着くまでの中身が薄いことで、それがフレンズとしての物語を薄っぺらくして面白くない物になった一因なんじゃないでしょうか。



結婚を思わせる演出に浮かれたオタクたちは、キャラクターの気持ちを自分の言いやすい言葉に変換していた人たちで、公式が今まで変換してきた言葉を使ってくれた事に喜んでいた自動人形であり

その自動人形を喜ばせる事にだけを考えて生まれたフレンズという悪魔は作り手が手を抜いた瞬間だと思います。